ROLEX GMT-MASTER Ⅱ GORD Ref.16718【ロレックス】


アイテム: ROLEX GMT-MASTER Ⅱ GORD Ref.16718【ロレックス】
コード: 4420
コンディション: E
(コンディションの説明)
年代: 1990年代
価格: SOLD OUT
詳細:
本品は、1990年~2005年に製造された「GMTマスターⅡ」Ref.16710の金無垢バージョン、Ref.16718の「L版」1990年製造品です。(シリアルNo.L234205)

※GMTマスターの系譜
1stモデル:1955年にパンナム航空からの依頼によって開発されたプロ仕様のパイロット・ウオッチ。(GMTマスター)
2ndモデル:新たにリューズガードが付いて耐久性が向上。1960年代~1980年頃、20年間に渡るロングセラー・モデル。ステンレス・コンビ・イエローゴールドという3つの素材バリエーション。(GMTマスター)
そして、GMTマスターの上位モデルとして1983年にGMTマスターⅡが登場。風防にサファイアクリスタルを採用、3か所の時刻を同時に確認できる。

【デイジャスト】
デイジャストとは、その名の通り「0時になると瞬時に日付が変わる」機構です。発明された1945年はロレックス社の創業から40周年であり、この発明によって「ロレックス」が掲げてきた実用腕時計があるひとつの完成形を迎えたと称されています。それまでのスモールセコンド(秒針が別の小ダイヤルで稼働)から、センターセコンドに変更され、3針がダイヤルの軸上に設置されたことで、日付け小窓を3時位置に設置することが可能になりました。(3時位置に日付けを置きたかった理由は、シャツの袖が被っても見やすいということでした)

備考:
ムーブメントは機械式​(自動巻き・クロノメーター)、キャリバー(Cal.3185)、GMT機能(GMT針&24時間両方向回転ベゼル)、デイジャスト機構(クイックチェンジ機能なし)、防水性能(10気圧・100m)、パワーリザーブ(約48時間)。
オイスターケースは直径(40mm)厚み(12.8mm)、風防(サファイアクリスタル)、文字盤(ブラック・数字なし・縁ありインデックス)、素材(18Kイエローゴールド)。
ブレスは3連リベットタイプ(空洞)、バックル(片開き式)、素材(18Kイエローゴールド)。また3針・インデックス共に縁の素材は(18Kイエローゴールド)で、個体の総重量は147gです。

GMTマスターとGMTマスターⅡの主な違いは、ムーブメントの性能面です。GMTマスターには「短針単独稼働」を備えられ、この機能差がそのまま「GMTマスター」と「GMTマスターⅡ」の違いとなりました。GMTマスターⅡは短針を単独で動かせる為、タイムゾーン表示を最大3か所まで表示することが可能になりました。

GMT (Greeniwich Mean Time:グリニッジ標準時) 機能の目的とは、GMT針と24時間回転ベゼルを使い「今、自分がいる国(都市)以外の時刻を知る」ことです。いわゆる第2時間帯(タイムゾーン)について知りたい場合、それを簡易的に把握する手段として「時差」というシステムを利用する機能です。


その他の画像

裏面

ブレス表面

ブレス裏面

リューズ拡大画像