ティリー・ガーズマン / X246【Tilley】


アイテム: ティリー・ガーズマン / X246【Tilley】
コード: 6953
コンディション: E
(コンディションの説明)
年代: 1950年代
価格:
38,500円 (税込)

詳細:
​イギリスを代表するランタンの基礎を築いた偉大な「Tilley」ケロシン・ランタン、フクロウ刻印の「X246」通称ガーズマンです。(The Guardsman)

イギリス製ランタンと言えば「Tilley:ティリー」「VAPALUX:ヴェイパラックス」「Bialaddin:バイアラジンン」ですが、全てはティリーランタンなくして誕生しなかった歴史があります。(柔軟な発想で多くの特許を取得し、多くのモデルを発売しました)

始まりは1897年にイギリスで生まれた「ウィリス&ベイツ社」、同じくイギリスの「ティリー社」と合同で「ティリーランタン」を製造・販売を開始、ここでまずティリーランタンが生まれます。

その後、ランタンの構造自体を設計していた「ウィリス&ベイツ社」が自社ランタンであるヴェイパラックスを製造・販売開始、ティリーランタンとヴェイパラックスがそれぞれ別々の道を歩み始めます。
ヴェイパラックスは主に軍配給品として製造され、第二次世界大戦後は民生用としてブランド名をバイアラジンとして、一般市場向けにランタンの販売を開始します。
「バイアラジン」ブランドで1945年〜1968年ほどの間製造された後、本家である「ヴェイパラックス」名義で再度販売を開始。イギリス製を貫いていましたが、1997年に買収され、今では「韓国」で生産されています。


備考:
Tilley三兄弟の中でもフクロウ刻印のある最も古いモデルX246(A・B無)です。ホヤはオリジナルの「pylex」ガラスです。約60~70年前のモデルで、途中リペイントされている様ですが、なかなか綺麗な個体です。
薄れて見にくいですが、トレードマークのフクロウ刻印は、表面の「ポンピング及び給油口」の下に刻印されています。(画像-12は拡大した画像です)
正確な製造年月は不明ですが「X246」が製造されていた1952-1961年の短い期間と思われます。底面に 359XA 「1959年3月製」等のイヤリーコードは無く「MADE IN ENGLAND」 の刻印が鮮明に確認できました、、、

部品数が少なく、故障が少ない精巧な作りです。そして比較的メンテナンスが容易(消耗品の入手が比較的簡単)なので、初めての方にも扱いやすく、燃料に安価な灯油を使用しますので経済的で、安全な取扱いが可能です。(サイズは約:幅18センチ、高さ34センチ、重さ:約2.3㎏、タンク容量:850㏄、プレヒート・カップ無し)

※画像に撮影時のライトの映り込みが見えますが、キズ等ではありません。

その他の画像

裏面

横面‐1

横面‐2

上面

上部裏面

底面(MADE IN ENGLAND)

底面(拡大画像)

グローブ画像

グローブ拡大画像

分解画像

画像-12(フクロウ刻印)

ポンピング及び給油口